Starfieldのプレイに備えたコスパの良いゲーミングPCの考察

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発売間近の大作「Starfield」の動作環境に関する記事です

 

 

Starfield(スターフィールド)とは?

ベゼスダソフトワークスが送り出す完全新規のオープンワールドアクションRPG

 

公式サイト

bethesda.net

公式PV

www.youtube.com

 

Steam内のサイト

store.steampowered.com

西暦2330年を舞台に宇宙探検家集団の一員である主人公を操作して

様々な星へ移動し開拓や調査、戦闘やクエストをこなしながら

拠点の建築や発展といったクラフト要素も有りという

要は宇宙と星々を舞台にしたオープンワールドクラフトゲーと言った所でしょうか

Steamには既に似たような開拓系やサバイバルゲーが多く有りますが

本作は「スカイリム」や「フォールアウト4」を生んだべゼスタが手がける新規作というだけあって注目度も高く

2023年に発売されるゲームの中でも最大級の作品となっています

プラットフォームは家庭用ゲーム機ではXBOXのみで、後はPC版(Steam・Microsoft Store)のみ

発売・配信は9月6日9:00(日本時間)です

 

では本題であるPC版の推奨スペックを見ていきましょう

Starfield(PC版)の動作環境

Starfieldの動作環境のスクショ(steamより)

Starfieldの動作環境
Starfield:PC版のシステム要件(※空欄は共通箇所)
  最低 推奨
 OS   Windows 10 version 21H1 (10.0.19043)   Windows 10/11 with updates
 CPU

 AMD Ryzen 5 2600X

 Intel Core i7-6800K

 AMD Ryzen 5 3600X

 Intel i5-10600K

グラフィックボード

 AMD Radeon RX 5700

 NVIDIA GeForce 1070 Ti

AMD Radeon RX 6800 XT

NVIDIA GeForce RTX 2080

 メモリ    16 GB RAM
 DirectX  
  Version 12
ストレージ    125GB利用可能
 追記事項    SSD Required(※SSD必須)

 

以下、主要な箇所を見ていきます

CPU:推奨は普通で候補は多い

推奨CPUは「Ryzen 5 3600X」「Intel i5-10600K」となっています

共に世代だけで見るなら、2,3世代前のミドル以下で有りCPUへの要求水準は低めという印象です

2023年現在、後発のCPUが主流になっているのでこの二つで組む必要性は乏しく

単純に最新の世代に置き換えるなら、「AMD Ryzen 5 7600X」「i5-13600K」になりますが

コスパ面では1世代前の「AMD Ryzen 5 5600X」「i5-12400F」でも十分かと思います

大体2万前後で買えるCPUが多く売れ筋の価格帯だけに選択肢が豊富です

 

コスパを意識した場合AMD製CPUの有力な候補としては

AMD Ryzen 7 5700X」「AMD Ryzen 5 5600X」辺りが無難で

さらに安い「AMD Ryzen 5 5500」が低価格帯の候補です

 

高い性能を求めるなら「Ryzen 7 5800X3D」が存在します

これはゲーム向けの特別な構造を備えたCPUでFPSを求められる様なゲームで高い性能を発揮します

Starfieldでのパフォーマンスは不明ですが

コスパは重視したいが性能も妥協したくないゲーマーには最適なCPUです

 

Intel製のCPUから選ぶと

約2万の「i5 12400F」が目安でその上の「i5 13400F」「i5 13500」

下の「i3 12100F」辺りまでが現行の製品からの候補になるでしょうか

「i5 13600K」良いですが価格が高めでハイエンド寄りの製品です

 

 

グラボ:推奨はNvidia製が有利でAMD製は厳しめ、コスパ面では3060Ti一択か

PCゲームで最も重要となるグラボ、スタフィーでは「Nvidia RTX2080」「AMD RX6800XT」がそれぞれ推奨になっています

 

まず「Nvidia RTX2080」、これは2世代前のグラボで

市場では既に新品自体が少ない過去の製品なので

わざわざ新規で購入する必要性は乏しく、後発の製品が候補になるでしょう

性能では現行の1世代前のNvidia RTX3060Ti」が「Nvidia RTX2080の上位互換にあたりこちらの方が入手性は高いです

最新の世代から選ぶなら「Nvidia RTX4060Ti」も存在しますが、少し割高になります

 

 

一方「 AMD RX6800XT」、こちらは1世代前のハイエンドのグラボです

純粋な性能だと「Nvidia RTX2080」より一回り高いはずなので

Starfieldの動作環境においてAMD製はNvidia製より要求水準が厳しいという事になります

Nvidia RTX2080」と比べ搭載メモリは多いのでMODや高解像度環境での優位という利点は有りますが

AMD RX6800XT」は上位のモデルだけあって10万前後の製品とかなり値が張り

その価格でとなるとNvidia製の上位のグラボ、例えば「RTX4070」「RTX4070Ti」等が新たな候補に入って来るのでやはり不利と言わざるを得ません

AMD側に後継にあたる機種がまだ出ておらず選択肢に欠いているのというのもネックです

 

よって今回の企画では「Nvidia RTX3060Ti」を選択します、今は価格が下がってきており5万以下で買え、今回の推奨環境を満たすグラボの中では最も安くコスパの高さが際立っています

というより他が高いの問題でしてCPUと比べ選択肢が殆どないのが残念ですね

 

メモリ:推奨は16GBだが、多めにしたい

Starfieldのメモリの容量は最低・推奨共に16GB以上となっています

最新世代のメモリであるDDR5も少し下がってきてますが、これを利用できる環境は他のパーツが高くなるので、今回はDDR4が無難です

DDR4メモリは最近のPCパーツの中で最も値下がりが顕著なパーツで

16GB(8GB*2枚)と32GB(16GB*2枚)との価格差は小さく容量の多い方が色々と余裕が出来るので

DDR4の主流である[DDR4 PC4-25600]の32GBの製品から手ごろな物を選択します

 

残りのパーツ

推奨環境の主なスペックは決まったので後はどちらの構築も残りは同じ様なパーツで埋めていきます

 

「マザーボード」は価格帯で候補が幾つか有り、「CPUクーラー,SSD、ケース、電源、OS」は共通なので価格だけの記載です、これらの解説は特にしません

 

Ryzen CPUで組む場合のパーツの候補
 * マークは共通のパーツ  パーツ名
 CPU

 Ryzen 5 5800X3D : 3.5万円

 Ryzen 5 5700X : 2.6万円

 Ryzen 5 5600X : 2万円

 Ryzen 5 5600 : 2万円

 Ryzen 5 5500 : 1.2万円

 マザーボード

 ASUS TUF GAMING B550M-PLUS : 1.5万

 B550M Phantom Gaming 4 : 1万

 MSI A520M-A PRO : 7000円

 CPUクーラー*

 DEEPCOOL AK400:3000円

 メモリ *
 DDR4-25600(16GB*2) : 7000円
 グラフィックボード *

 Nvidia RTX3060Ti : 4~5万円

 Nvidia RTX4060Ti(8GB版) : 5~6万円

 SSD *

 M.2のGEN3かGEN4規格のSSD: 5000~2万円

 電源 *
 550 ~ 750W電源 : 7000~10000円前後
 PCケース *
 5000~8000円位
 OS *
  Windows 11 Home 日本語版 パッケージ版 : 1.5万
  合計価格
 約10~15万

 

Intel CPUで組む場合
 * マークは共通のパーツ  パーツ名
 CPU

「i5 13500」: 3.5万

「i5 13400F」: 3万

「i5 12400F」: 2.2万

「i3 12100F」: 1.3万

 マザーボード

 TUF GAMING B660M-PLUS D4 : 1.5万

 B660M Phantom Gaming 4 : 1.2万

 CPUクーラー*

 DEEPCOOL AK400:3000円

 メモリ *
 DDR4-25600(16GB*2) : 7000円
 グラフィックボード *

 Nvidia RTX3060Ti : 4~5万円

 Nvidia RTX4060Ti(8GB版) : 5~6万円

 SSD *

  M.2のGEN3かGEN4規格のSSD: 5000~2万円

 電源 *
  550 ~ 750W電源 : 7000~10000円前後
 PCケース *
 5000~8000円位
 OS *
  Windows 11 Home 日本語版 パッケージ版 : 1.5万
  合計価格
 約10~15万

 

 

パーツによっては候補が複数有るので載せています

どちらも現行か1世代前のミドルゲーミング環境ともいえる構築に落ち着きました

やはりグラボの価格がネックで推奨条件を満たそうとすると安く組んでも10万は掛かります

自作が面倒なら上記の表のCPUとグラフィックボードが同じ構成のBTOから購入するというのも有りです

 

 

結論:推奨環境のゲーミングPCだと最低でも10万コース、遊ぶだけならXBOXが無難か

推奨グラボの価格だけでXBOX以上の価格になってしまうので

そこまで出せないのならXBOX Series X|Sでのプレイが無難です

XBOX Series S(DL専用)なら3.5万、XBOX Series Xだと5.5万で購入できます

 

 

 

 

以上で「Staerfieldのプレイに備えたコスパの良いゲーミングPCの考察」の記事は終了です

ご覧頂き誠に有難う御座いました